乱数を使ってみよう

ここでは、星を例にして、乱数を使ってみます。 乱数を使って、星を左右にゆらゆら揺らします。 この例では英語表示になっています。 "サプライ"から星をドラッグ&ドロップします。 以下のスクリプトを書きます。

時計を押して実行します。 画面は合成です。

次にこのスクリプトの作成手順を示します。 最初の、"星を進める"はいつもの通りです。

次に、星の横位置の座標を持っている"星's x"を使います。 "星's x" の左向き矢印をドラッグ&ドロップしてスクリプトに追加します。

これでは"星's x"は現在の値のままです。 足し算をしますので、右三角をクリックして式を増やします。

さらにもう一つ増やして、3つの値の合計を"星's x"に設定することにします。

式の最初の値に現在の"星's x"をドラッグ&ドロップします。

以下のようになります。

次に乱数を使います。 乱数タイルは、タイトルバーの"星"をクリックすると出てくるメニューから追加できます。

乱数のタイルが出てきます。出てきたタイルを式の2番目に入れます。

このようになります。

同様にもう一つ乱数タイルをメニューから出して、式の3番目に張り付けます。

必要なパラメータを変更します。 値を入れた後にエンターキーを忘れずに押しましょう。 下に落ちるので、"進める"は"-5"にします。 "乱数"の値は両方とも"10"にしてみます。 式の2番目の演算を"-"にします。

星's x ← 星's x + random 10 - random 10

という式は、現在の星のx座標に、10までの乱数を足し、10までの乱数を引い た値を新しい星のx座標にします。 乱数を足してから引いているのは、左右に揺らしたいからです。 結果として、 足した値の方が引いた値より大きければ正の数、逆なら負の数になります。

この例では落ちながら左右にランダムに揺れるだけでしたが、 もっと複雑な動きを作ってもおもしろそうですね。

以上で説明を終ります。


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