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発表日  : 1月23日(木)

タイトル :  1/23付:通信産業動態調査の結果





  −平成8年度第2四半期の売上高は、前年同期比22.5%の伸び−

 通信産業動態調査の平成8年度第2四半期の結果についてとりまとめましたの
で、別紙のとおりお知らせします。
 〔要  点〕                            
1 通信産業の平成8年度第2四半期の売上高は、前年同期比22.5%の増
 加。                                
  全産業の伸び(4.4%)に比べ大きな増加。            
2 通信産業における平成8年度第3四半期の売上高見通しは、売上高上昇 
 と見る傾向。                            
〔調査要領〕
 【調査対象】
 調査前々年度の売上高実績上位160社を業種別に市場規模及び事業者数に応
じて標本抽出。通信産業全体で概ね85%のシェアを占める。
業種別調査対象事業者数
 第一種電気通信事業    57社 
 第二種電気通信事業    65社 
 放送事業         26社 
 ケーブルテレビ事業    12社 
    合 計      160社 
 【調査方法】
 アンケート調査(調査票送付、各社自記入)により実施。
 【調査時期】
 毎月
 【調査項目】
 ・売上高の状況、業況見通し(6月、9月、12月、3月のみ実施)等
 【その他】
 ・平成8年4月調査から調査対象事業者の見直しを行っており、7年度・8年度
  継続調査事業者は138社である。
 ・別紙、調査結果概要の売上高は、億円単位で四捨五入をしているため、合計
  と内訳の数値が一致していないものがある。
 ・8月及び9月の売上高は、一部暫定値を含んでおり今後修正をする場合があ
  る。

〜通信産業動態調査について〜
通信産業動態調査は、通信産業(電気通信事業及び放送事業)の経営動向を機動的
に把握するため、売上高等について月次調査を行っているものであり、平成7年
(1995年)4月から総務庁承認統計調査として実施しています。

              連絡先:通信政策局情報企画課
                  (担当:永松専門職、松本統計企画係長)
                  電話 03−3504−4955


別 紙
 1 売上高動向 

1. 通信産業の平成8年度第2四半期の売上高は前年同期比22.5%の増加。
 前期に比べ4.4ポイント増。                     
  全産業の伸び率(4.4%)に比べ大きな増加。             
2. 事業別に見ても、第一種電気通信事業の24.4%をはじめ、各事業とも増
 加。                                 
                                    
 ・他産業:鉄鋼5.8%増、電気機械8.6%増、輸送用機械13.4%増、電気
  業3.8%減                            

第2四半期の売上高                  (単位:億円、%)
区分 7月 8月 9月 第1四半期 第2四半期



通信産業 8,617 8,514 8,761 24,883 25,893
第一種電気通信事業 6,872 6,948 7,005 19,832 20,825
第二種電気通信事業 428 428 510 1,197 1,366
民間放送事業 1,302 1,123 1,229 3,808 3,654
ケーブルテレビ事業 15 15 17 46 47



通信産業 10,337 10,160 11,215 29,389 31,712
第一種電気通信事業 8,375 8,314 9,210 23,491 25,898
第二種電気通信事業 484 473 552 1,355 1,509
民間放送事業 1,463 1,355 1,434 4,492 4,253
ケーブルテレビ事業 16 18 18 50 52



通信産業 20.0 19.3 28.0 18.1 22.5
第一種電気通信事業 21.9 19.7 31.5 18.4 24.4
第二種電気通信事業 16.9 10.6 8.2 13.2 10.4
民間放送事業 12.7 20.7 16.7 18.0 16.4
ケーブルテレビ事業 4.2 16.8 8.0 8.7 9.7
全産業 - - - 5.5 4.4
注:全産業については「法人企業統計調査」(大蔵省)による。
〈参考〉売上高動向(前年度比) (単位:%)
  5年度 6年度 7年度
通信産業    5.4    6.1   17.4
全産業    ▲1.8   ▲0.0    3.2
  注:通信産業は「通信産業実態調査」(郵政省)、全産業については
    「法人企業統計調査」(大蔵省)による。
 2 売上高見通し 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
:売上高見通し指数:「上昇と判断した事業者の割合」−「低下と判断した事:
:業者の割合」                            :
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1.通信産業における平成8年度第3四半期の売上高見通しは、前期比8.5ポイン
 ト減となっているものの「28.4」と引き続き売上高増と見る傾向。     
2.事業別に見ると、第一種電気通信事業は「35.4」、民間放送事業は「33.
 3」と売上高が増加する見通し。                      
3.ケーブルテレビ事業は「50.0」であり、3期連続で「50」以上と高い売上
 高増の見通し。

区分 平成7年度
第2四半期
第3四半
第4四
半期
平成8年
度第1四
半期
第2四
半期
第3四
半期
通信産業 27.8
18.2
16.0
16.2
36.9
28.4
  第一種電気通信事業
第二種電気通信事業
民間放送事業   
ケーブルテレビ事業
56.9
16.9
▲9.6
33.3
40.7
▲11.5
30.0
36.4
14.9
12.3
11.1
45.5
0.0
12.5
42.2
56.4
53.1
26.2
10.0
54.5
35.4
9.4
33.3
50.0
全産業 4.0
4.0
10.0
9.0
9.0
7.0
注:全産業については「法人企業動向調査」(経済企画庁)による。



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