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インデックスへ ・ 通信政策


発表日  : 7月1日(火)

タイトル :  7/ 1付:通信産業動態調査の結果





 − 平成8年度第4四半期の売上高は、前年同期比19.8%の伸び −
   平成8年度全体では21.3%の増加。

 通信産業動態調査の平成8年度第4四半期の結果についてとりまとめましたの
で、別紙のとおりお知らせします。
 〔要  点〕                            
1 通信産業の平成8年度第4四半期の売上高は、前年同期比19.8%の増
 加。全産業の伸び(5.1%)に比べ大きな増加。           
  平成8年度通期(第1〜4四半期)では更に高い21.3%の増加。  
2 通信産業における平成9年度第1四半期の売上高見通しは、売上高上昇 
 と見る傾向。                            

〔調査要領〕
【調査対象】
 調査前々年度の売上高実績上位160社を業種別に市場規模及び事業者数に応
じて標本抽出。通信産業全体で概ね85%のシェアを占める。
     業種別調査対象事業者数      
第一種電気通信事業
  57社 
第二種電気通信事業
  65社 
放送事業(含ケーブルテレビ事業)   38社 
     合   計       160社 
【調査方法】
 アンケート調査(調査票送付、各社自記入)により実施。

【調査時期】
 毎月

【調査項目】
 ・売上高の状況、業況見通し(6月、9月、12月、3月のみ実施)等

【その他】
 ・平成8年4月調査から調査対象事業者の見直しを行っており、7年度・8年
  度継続調査事業者は138社である。
 ・別紙、調査結果概要の売上高は、億円単位で四捨五入をしているため、合計
  と内訳の数値が一致していないものがある。
 ・2月及び3月の売上高は、一部暫定値を含んでおり今後修正をする場合があ
  る。

 〜通信産業動態調査について〜
 通信産業動態調査は、通信産業(電気通信事業及び放送事業)の経営動向を機
動的に把握するため、売上高等について月次調査を行っているものであり、平成
7年(1995年)4月から総務庁承認統計調査として実施しています。


             連絡先:通信政策局情報企画課
                 (担当:永松専門職、松本統計企画係長)
                  電話 03−3504−4955



別 紙
1 売上高動向(平成8年度第4四半期)

[1]通信産業の平成8年度第4四半期の売上高は、前年同期比19.8%の
  増加。
  全産業の伸び率(5.1%)に比べ大きな増加。
[2]事業別では、第一種電気通信事業(21.4%)、民間放送事業(17
  .5%)が前期に引き続き高い増加。

 ・他産業:鉄鋼1.5%増、電気機械11.0%増、輸送用機械21.5%
  増、電気業2.7%増


第4四半期の売上高

〈参考〉売上高動向(前年度比) (単位:%)
  5年度
6年度
7年度
通信産業
  5.4   6.1  17.4
全産業
 ▲1.8  ▲0.0   3.2
注:通信産業は「通信産業実態調査」(郵政省)、全産業については「法人企業
  統計調査」(大蔵省)による。

2 売上高動向(平成8年度通期)

[1]通信産業の平成8年度通期(第1〜4四半期)の売上高は前年度比21.
  3%の高い増加。通期においても全産業の伸び率(5.0%)に比べ大きな
  増加。
[2]事業別では、第一種電気通信事業(23.1%)が伸び率・額ともに通信
  産業の中核となっている。放送事業(16.3%)も高い伸び。


年度通期の売上高

3 売上高見通し


売上高見通し指数:「上昇と判断した事業者の割合」−「低下と判断した事
業者の割合」

[1]通信産業における平成9年度第1四半期の売上高見通しは、前期比1.9
  ポイント減となっているものの「22.0」と引き続き売上高増と見る傾向。
[2]事業別に見ると、第一種電気通信事業が「41.3」と高い売上高増の見
  通しとなっているほか、他の事業でも売上高増の見通し。


売上高見通し指数の推移

事業別売上高見通し指数の推移


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