発表日 ： 9月8日（月）
タイトル ： 9/ 8付:平成９年度情報化月間における表彰及び行事
郵政省は、来る１０月の平成９年度（１９９７年度）情報化月間に当たり、下 記により情報化の促進に貢献した個人及び企業等を表彰する予定です。 当省関連の情報化促進貢献個人等の被表彰者は次のとおりです。 （詳細は別紙１）１ 郵政大臣表彰
情報化促進貢献個人
加納 貞彦 （日本電信電話株式会社常務理事 研究開発本部副本部長） 敦井 代五郎 （信越移動無線センター前理事長、北陸瓦斯株式会社会長） 山口 正之 （愛知電子株式会社会長）
情報化促進貢献企業等
ＩＳＤＮ国際共同研究会 （事務局長：松本 允介） 小田急電鉄株式会社 （社長：北中 誠） 社団法人テレコムサービス協会マルチメディア実験協議会（会長：一力 健） ２ 情報化月間推進会議議長表彰（郵政省関係分）優秀情報処理システム
システムの名称
表彰対象者
オホーツク・インターネット オホーツク委員会 公共料金等の事前一括請求・一括支払システム 清水建設株式会社 Ｈｏｓｐｉ−ｎｅｔ（遠隔画像診断支援システム） セコム株式会社 （参考） ○ 情報化月間 政府は、情報化社会の健全な発展を実現するため、国民の情報化に関する知 識と理解を深めていくことを目的として、昭和４７年（１９７２年）以来１０ 月を「情報化月間」と定め、情報化に関する各種の行事を開催しています。 連絡先：郵政省通信政策局政策課 担 当：山本補佐 電 話：０３−３５０４−４７８９ 別 紙 １ 情報化促進貢献個人等表彰者 １ 郵政大臣表彰 （１） 情報化促進貢献個人 カノウ サダヒコ 被表彰者：加 納 貞 彦 （日本電信電話株式会社 常務理事 研究開発本 部副本部長） 業 績： 国際電気通信連合電気通信標準化部門（ＩＴＵ−Ｔ）第１１研究 委員会（ＳＧ１１）の議長職を務めるなど、ＩＴＵの活動を通じて Ｂ−ＩＳＤＮ等に関する標準化の作成及び普及に寄与し、日本の国 際的な標準化活動に大きく貢献した。 ツルイ ダイゴロウ 被表彰者：敦 井 五郎 （（財）信越移動無線センター前理事長、北陸瓦 斯株式会社会長） 業 績： （財）信越移動無線センターの設立に尽力するとともに、長年に わたり同財団の理事長を務め、各種災害への救援・復旧支援活動に 業務用無線（ＭＣＡ）を活用するなど、ＭＣＡ無線の普及促進に多 大な貢献をした。 ヤマグチ マサユキ 被表彰者：山 口 正 之 （愛知電子株式会社 会長） 業 績： （社）日本ＣＡＴＶ技術協会の活動を通じＣＡＴＶ技術者の育成 等に尽力するとともに、多年にわたりケーブルテレビ関連技術の開 発に努めるなど、ケーブルテレビの普及発展に大きく貢献した。 （２） 情報化促進貢献企業等 被表彰者：ＩＳＤＮ国際共同研究会 （事務局長 松本 允介） 業 績： 昭和６３年の設立以来、「ＩＳＤＮ分野」におけるアジア諸国と の共同研究を実施し、参加各国の技術者の育成に寄与するとともに、 平成９年度までに全参加８ヶ国でのＩＳＤＮ商用サービスを開始す ることを実現させるなど情報通信を通じた国際協力に大きく貢献し た。 被表彰者：小田急電鉄株式会社 （社長 北中 誠） 業 績： 昭和６２年より他社に先駆けて、列車内におけるラジオ放送の再 送信設備の導入に取組み、ラジオ放送の聴取困難なエリア解消を通 じて乗客の利便向上に努めるとともに、その導入に当たり、標準的 な列車内再送信技術を開発するなど、技術面においても列車内再送 信の普及に大きく貢献した。 被表彰者：社団法人テレコムサービス協会マルチメディア実験協議会 （会長 一力 健） 業 績： 口座振替とファクタリング（代金収納代行）を利用した電子決済 システムの開発、デジタルコンテンツのオンライン販売への取組等 を通じ、マルチメディアサービスの実用性を検証し、情報通信を活 用したサイバービジネスの実現に大きく貢献した。 ２ 情報化月間推進会議議長表彰 （郵政省関係分） ○ 優秀情報処理システム システム名：オホーツク・インターネット 被表彰者名：オホーツク委員会 業 績： 小規模自治体が連携してインターネットを活用したネットワー クを構築し、地域情報化への取組に活用するなど、情報通信ネッ トワークの新しい運営形態の先駆的事例として地域生活基盤の整 備及び情報化の促進に大きく貢献した。 システム名：公共料金等の事前一括請求・一括支払サービス 被表彰者名：清水建設株式会社 業 績： 企業・金融機関・公共サービス機関等をネットワーク化した公 共料金等の一括請求・一括支払のシステムを開発し、公共料金の 請求・支払手続きの情報化・ネットワーク化による事務の効率化 の促進に貢献した。 システム名：Ｈｏｓｐｉ−ｎｅｔ（ホスピネット） 業 績：セコム株式会社 医療機関の撮影したＭＲ／ＣＴ画像をデジタル回線（ＩＳＤＮ） を介し、専門の読影医師が画像読影を行う遠隔診断支援システム として、医療サービスの効率化、地域格差の是正に大きく貢献し た。 別紙２ 行事の概要（郵政省関係分） １ 記念式典（主催：情報化月間推進協議会） 期日：１０月１日（水） １７：００〜１８：３０ 会場：東京全日空ホテル「鳳の間」 内容：情報化促進貢献個人等の表彰 （郵政大臣、通商産業大臣、運輸大臣、自治大臣、総務庁長官及び情 報化月間推進会議議長による表彰）
