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アイルランド系の父、スペイン系の母の間に生まれ、生後3日目から、グアナファト州レオン市近郊の同家の農場で育てられる。7人兄弟の次男。両親は労働の規律を厳しくしつけ、人格形成と人生の成功を導いたと言われる。
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コカコーラ・メキシコ社では地道な営業マンから始め、実績が認められ、5年後に本社配属となり、営業部長、市場調査部長、統括重役を経て、入社10年後には社長の座に着いた。この間、ハーバード大学で経営コースを履修している
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フォックス大統領は、その長身、直截的でやや乱暴な言葉使い、トレードマークのカウボーイブーツとともに、従来の政治家に見られない強烈な個性を特徴とする。しかし、他人の意見に耳を傾けるタイプでもあり、「国民が、フォックス独りで世の中を変えられると思っているとしたなら、失望を感じるかもしれない。我々は皆で国民にとっての成功の歴史を創らねばならない」と述べている。
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1971年に結婚(但し、93年頃に離婚)したが、実子に恵まれず、アナ・クリスティーナ(21歳)、ビセンテ(19歳)、パウリーナ(17歳)、ロドリゴ(13歳)の4人の養子を持つ。フォックスは子供好きで、目に入れてもいたくない可愛がりようと言われ、地元に児童養護施設「アミーゴ・ダニエル」も設立した。
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96年10月、グアナファト州知事として訪日。企業関係者等と懇談。 |