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デジタル放送の受信世帯が未だもって4割程度なのは、アナログ停波を知らないからではない。現行のデジタル放送に不満があるからだと筆者は思っている。そうそう、その通り。不満ありあり。
デジタル放送は、アナログ放送に比べて不便だ。これまでアナログ放送では、番組をVHSに録画しようがDVDに保存しようがiPodに転送しようが、自由だった。しかしデジタル放送ではコピー制御が効いているため、CPRMというコピー制御対応のDVDメディアしか使用できない。まったくもって自由がなくなった。
デジタルだからといって、無料放送にスクランブルやコピーコントロールを実施している国は、世界中で日本しかない。海外では単に電波に乗せる信号の種類が変わったぐらいのことで、これまでとは何も変わっていないのだ。この点で、海外のデジタル化とは事情が異なる。そうだそうだ、大迷惑だ。
したがって日本では、レコーダがよく売れる。見逃したくないなら、自分で録画するしかないのである。しかし放送局は、1回たりとも録画して欲しくない。だから、録画するという行為を、極力不便なものにしたいわけである。鋭いところを突いているねぇ。
その一方で、「TVでの放送を保存用に録画することが増えた」からDVDを買わなくなったという人は、洋画で7.8%、邦画で9.4%、アニメに至っては 0%である。つまりテレビを録画して保存することは、DVD販売ビジネスにはほとんど影響を与えておらず、特に日本のコンテンツの稼ぎがしらであるアニメでは影響がゼロという結果がでている。一生懸命コピー制御などしても、無意味だったのだ。そうだそうだ、買う香具師は買うのだ。
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